iOSのスマートフォンは高い人気があるため、iOSアプリ自体も常に高い需要があります。新規開発への要求が大きいことから、iOSアプリ開発のエンジニアの求人も豊富にあるのは確かです。ただ、その需要の変化には注意が必要で、将来性を失わないように早めに手を打つようにしましょう。iOSアプリの開発現場で働いてきたエンジニアは開発業務だけでなく、アプリの運用も担ってきた場合が多いです。特に自分が手がけたアプリについては、バグフィックスや課金システムの運用などを任されることがよくあります。だんだんと開発から運用へ移っていき、安定して働ける基盤ができている現場も多かったのは事実です。

しかし、今では状況が変化してきており、運用業務は社内の開発系エンジニアではなく、フリーランスエンジニアに任せる傾向が生まれてきています。つまり、iOSアプリの開発を担ってきたエンジニアは、将来的にも新規開発をしていけるスキルを持っていることが求められているのです。常に新しい開発を推進できるようになるには、新しいスキルを身につける必要があります。ディープラーニングや強化学習などの色々なAI技術が生まれてきており、アプリへの導入も進められてきました。このようなトレンドを追って、常に新規技術を取り入れることへの要求が高くなっています。開発を担ってきたエンジニアは常に高いレベルの開発スキルを保つことで、需要に応えられるようになると考えましょう。